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横川〜軽井沢(標高差550m)は、信越本線の最後の区間として開通しました。
66.7パーミル(1000mで66.7m上昇)という鉄道としては急勾配のため、(通常30パーミル程度)
機関車の車輪の間に備えた3枚の角度の異なる歯車をラックレールに噛ませる「アプト式」が採用されました。
「アプト式」により、上り勾配での登坂力と、下りでの制動力を確保することが可能になりました。
しかし、すべてに人手によるところが多く、運用、維持、管理には並々ならぬ労力を要しました。
アプト式の当時の資料は「碓氷峠鉄道文化むら」鉄道資料館2階にあります。
やがて、輸送量の増加に対応しきれなくなったため、「アプト式」を使わない通常の
「粘着式」運転の可能なEF63型電気機関車が登場。「アプト式」の路線は使命を終えました。
現在、横川〜めがね橋(第三橋梁)の「アプト式」の軌道跡、橋梁、隧道(トンネル)が
遊歩道として整備され「アプトの道」になりました。
トンネル内は7:00〜19:00照明が入ります。入場無料。
なお、歩行者専用で、自動車・オートバイ・自転車等軽車両の乗り入れは禁止です。
1893年(明治26年)4月1日、アプト式信越本線・横川〜軽井沢 開業
1963年(昭和38年)7月15日、粘着式のEF63電気機関車による信越本線・新線開通
(複線化後の上り線) アプト式の旧線も運用
1963年9月30日、アプト式信越本線・横川〜軽井沢 廃止
1966年(昭和41年)2月1日、熊ノ平駅 廃止
1966年7月2日、アプト式を改築した、新線の下り線開通、複線化完成
入り口
鉄道文化むら脇
アプトの道
2002/05/26
案内板
アプトの道
2002/05/26
アプト建設工事の鎮魂碑、招魂碑
アプトの道
2002/05/26
郵便局前の踏切で、ラックレール
アプトの道
2002/05/26
遊歩道
アプトの道
2002/05/26