特報 上田丸子電鉄・丸子線 大屋鉄橋
大屋鉄橋(大石橋)
2001/09/15
台風15号の雨による千曲川の増水で、上田丸子電鉄・丸子線の大屋鉄橋
(千曲川橋梁)として使用されていた大石橋の橋脚が傾き、9/11に
大石橋の大屋側のトラスが2つ損壊しました。
ガス管、インターネットプロバイダの通信回線などのライフラインが断線、
迂回を余儀なくされました。幸い補修工事が予定されて8/9から通行止め
になっており、人的な被害はありませんでした。
大石橋の沿革
大正7年(1918年)7月16日完成。
同年11月21日、丸子鉄道(のちに上田電鉄と合併)丸子町〜大屋 開業。
大屋駅〜信濃石井駅の大屋鉄橋(千曲川橋梁)として使用開始。
昭和3年(1928年)8月、洪水で流出。10日間不通。
昭和44年(1969年)4月19日、上田丸子電鉄・丸子線廃止。
(こののち上田丸子電鉄は上田交通に社名変更)
橋の規格が単線鉄道用で狭いため、信号による片側交互通行の、
自動車道路として使用されていました。千曲川を渡る主要道が混雑した
ときのバイパスとして交通量は少なくありませんでした。
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上流の大屋橋から
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上流の大屋橋から
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下流側から
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被災する前の
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手前が大石橋、奥が大屋橋
1986/05/16