大井川鉄道・井川(いかわ)線
20年ほど前からSLの運転で話題を呼んだ「大井川鉄道」。
JR東海道本線と接続する「金谷」から「千頭(せんず)」までが本線。「千頭」から先の「井川」までが井川線。
全線JRの標準とおなじレール幅1067mmですが、井川線は井川ダム建設のため中部電力が引いた路線で、
トンネルも小さいため車両はナローゲージのようなサイズになっています。
平成2年から井川線では、長島ダム建設で水没する区間があるため、路線を変更しました。
その中で勾配が90パーミルという区間ができたため、アプト式の軌道を採用することになりました。
日本では、横軽でアプトからロクサンにバトンタッチされてから、アプト式はありませんでした。
現在、国内で唯一乗車できる、アプト式鉄道に乗ってみました。
横軽のラックレール
がこんなところにも
大井川鉄道・井川線・千頭駅
1999/7/25
大井川鉄道の新塗装
アプトがモチーフになっています
大井川鉄道・井川線・千頭駅
1999/7/25
先頭は制御車(クハ)
後尾のディーゼル機関車
を制御します。
(千頭−>井川 の運転)
大井川鉄道・井川線・千頭駅
1999/7/25