長野新幹線 台風15号で長期運休
台風15号の大雨の影響で、長野新幹線「あさま」は
9/9〜9/11の3日間にわたり運休が続きました。
1997年の開業以来もっとも長い運休となりました。
長野県関係では、中央本線「あずさ」「スーパーあずさ」、
しなの鉄道 小諸〜軽井沢、小海線 小諸〜小淵沢が運休。
また、上田市では千曲川の増水により、上田丸子電鉄・丸子線
大屋鉄橋(千曲川橋梁)の橋脚が流出し、橋が傾きました。
大屋鉄橋は丸子線廃止後、片側交互通行の自動車橋の大石橋
として使用されてきましたが、橋脚が傷んでおり、
8/9から通行止めとなっていました。
長野〜東京の新幹線不通のため、信越本線・長岡〜上越新幹線経由、
名古屋・東海道新幹線経由の迂回を余儀なくされるなど、
乗客の足が大きく乱れました。
碓氷峠の旧道・国道18号、18号バイパスも通行止めとなり、
長野県への高速道路、国道の通行止めが続き、物流にも
大きな影響を与えました。
なお、これらの規制は12日以降、順次解除されています。
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