横川〜軽井沢が開業したのは、明治26年(1893)ですが、現在のようにEF63
電気機関車を連結して運行するようになったのは、昭和38年(1963)からです。
それ以前はアプト式といわれる、機関車の車軸のギアをレールの間に設置した
ギアに噛み合わせ、急勾配で滑らない方式がとられていました。
路線のルートも変更があり、アプト式の鉄道跡が残ってます。
現在のようなコンクリート、鉄骨を組み合わせた橋梁、隧道(トンネル)と違い
煉瓦と石を積み上げた鉄道施設は深い趣があります。
アプト式電気機関車 ED42 1号機
1996/3/17 信越本線 横川駅
アプト式鉄道のラックレール
角度の異なる3枚のギヤを噛み合わせる
1996/3/17 信越本線 横川駅
車軸ギヤとラックレールの噛み合わせ
1996/3/17 信越本線 横川駅
アプト式電気機関車 EC40(10000形)
1996/4/7 信越本線 軽井沢駅
ラックレールのギヤ導入部分
1996/4/7 信越本線 軽井沢駅